素敵な大人になって頑張ろうと思っていた主人公の夏海。

社会人になり仕事を押し付けられ朝帰りが当たり前の生活を送っていた。

ある日帰宅する途中に水たまりを見つけた夏海。子どもの頃無邪気に遊んでいたことを思い出し、

その時のように飛び跳ねて遊んでいると突然水たまりの中に吸い込まれてしまう。

吸い込まれた先は、忘れられた想い出達の世界「ヴィドレミニセンス」

そこで出会ったひとりのクマ「ノワール」に連れられ、夏海は様々な想い出たちと出会う。

しかし、夏海の不注意で想い出を奪っていく魔女「テスカート」が襲来し、想い出たちがさらわれてしまう。

ノワールと共に、さらわれた想い出たちが閉じ込められた「嘆きの監獄」に向かった夏海。

彼らを助ける中で、自分の忘れていた感情を思い出していく。

そしてずっと忘れていた「おばあちゃんとの想い出」を思い出し、テスカートを倒す。

夏海はこのヴィドレミニセンスが自分の忘れていた想い出の世界だと気づき、

ノワールは子どものころおばあちゃんに買ってもらったクマのぬいぐるみだったことを思い出す。

子供の頃の事、その時に感じていた事、全てを思い出した夏海は、元の世界へと帰っていく。

そこには社会に疲れた夏海ではなく、前向きに頑張る夏海の姿があった。